敷地は整形で極端に建て込んでいる地域ではないものの、近隣の共同住宅からの視線や人の行き来も多いことから、プライバシーを守りながら採光・通風を十分に得ることと、その中でも伸びやかな住空間とすることを念頭に計画にあたりました。

１階に玄関と個室、２階にＬＤＫ、水廻りなど生活の拠点を配し、建物の中心に中庭を設け各スペースは中庭側に開かれます。 ２階は天井高に変化をけ、低く抑えたキッチンの上部にはルーフバルコニーを設けています。また、階段を中心に回遊できるようなプランとし、中庭やペントハウスから光が注ぐ明るく伸びやかな住宅となりました。

構造規模　木造２階建て

敷地面積　96.12㎡

延床面積　118.69㎡